FJ1600とは? FJ=フォーミュラージュニアの略、1600=排気量の事、基本的なレーシングテクニックと レーシングカーとのかかわりかたを広く、長く学べるカテゴリーです。 |
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KATANO racing science:オフィシャルページ 2000年6月 |
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・ラジエーター
フロントラジエーター採用により冷却水通路の簡素化ができ、
冷却水スピード及び水量の向上によりエンジン冷却温度を安定させ、
これにより様々なエンジンの使用条件で安定したパワーを引き出している
・カウル
カウル側面の空気を切り裂くように角度を設定し側面風圧の影響を大きく
受けなくて済み大きな角度の安定したドリフトアングルを可能にし、
短時間の走行でリヤータイヤの温度を上げることができる。
・コックピットエリア
コックピットエリアを十分にとり優れた居住性、
そして無理のないドライビングポジションを確保した。
・ステアリング
大型のステアリングホイールを採用しラバーグリップ状況に応じた
大胆なステアリングワークと繊細で的確なコーナーアプローチや
路面状況に応じたステアリングフットワークを可能にした。
エンジン2002年仕様
・EA−71(FJ1600用)水平対向4気筒エンジンパワーポイント
レギュレーションによりマニーホールドは加工できないので
シリンダーヘッドのポート加工でトルクパワーを足すべく加工している。
シリンダーポートはヘリカルポートが基盤になっており、
これをストレートポートになるように加工を施し、
極端なポート断面積の変化がないように極力抑えた加工を施して
パワーバンドを広げている。
長いバルブタイミングとカム中心角を遅らせることによって
ロングマニーホールドの慣性吸気を積極的に利用し
左右シリンダーの圧力とバルブ傾斜角を8度とし
バスタブ変形タイプの燃焼室にプラグの位置をピストンヘッドから
距離をとり燃焼初期段階を安定させ大きいスキッシュエリアからの
圧力流と燃焼撹乱の組み合わせにより幅広いトルクバンドのエンジン特性
になっている。
点火時期の設定はイグナイターの円心芯角を基本にしてベンチ性能と
実走行を元に4000Rpmで30°〜40°に設定しています。
詳しいカムタイミングチャートはこちらです。
使用ピストン寸法,ピストンリング(メーカー)寸法はこちらです。
ベンチマークテスター画像はこちらです。